知能指数が高い社員より、感情的知性に優れた社員があなたの会社を成功へ導く!?

目次

感情的知性とは?

感情的知性とはの知能指数の事です。

感情的知性を発達させることがなぜ成功するのに重要なのでしょうか?

業績が好調な人たちは、他の社員への効果的な指導やビジネスを向上させる挑戦と関連した、一定のプレッシャー、ストレス、そして自分自身に対する期待に応える必要性に日々晒されています。

自分自身が潰れることなく、プレッシャーやストレスなどを毎日抱えて仕事をするのは簡単なことではありません。

感情的知性は、この挑戦をより容易にするのに役立つものです。

高い感情的知性を持っていると、自分の感情を認識・理解し、それを制御して感情を適切に表現することができます。

他の人の気持ちや行動に接し、協調することができます。

このスキルは偉大なリーダーシップをとる上で不可欠です。

他の人の感情や行動を読み取り、必要に応じて距離を保つことができるため、その人の感情に巻き込まれてしまう可能性は低くなります。

落ち着き、静かで、明快な状況で物事を決断することができます。

習慣によって出てしまう反応とは対照的に、状況に意図的に対応することができます。

感情的知性は人生において有利なスキルです。

感情的知性が有る人は、自分自身や他人を感情的に関連付けることに優れています。

個人的な人間関係だけでなく、ビジネス上の人間関係を築くのにも役立ちます。

 

では実際にどのような方法で感情的知性を発達させることができるのか、感情的知性の磨き方をステップごとにお伝えします。

感情的知性の磨き方

①自覚する

あなたの普段の習慣から自然と反応してしまう時、どのように反応する癖が有るのかを、まず知ることは、その習慣を変えるのに不可欠なことです。

第一歩は、あなたの感情が現れたときの状況や、キッカケとなった会話の内容から、その自分の癖や特徴を観察し、そのときの自分の感情を書き出し、識別するようにします。

このようにして、無意識の内にでていた自分の反応に対して意識するようにします。

ほとんどの人は、無意識に習慣的な感情反応がでているとき、自分が怒っている、悲しい、失望している、または脅かされているかどうかを認識していません。

あなたの気持ちを明確にし、識別することは、周りとのコミュニケーションを図る基盤を築きます。

②内省する

状況に遭遇した際に自分の感じ方を変えるには、最初に自分の考え方を変えなければなりません。

正確な感情がどんなものであるかを明確にした後、第2のステップは、それが出現する理由、その出所、およびあなたの通常時の反応を引き起こす可能性のあるものを見つけることです。

その背後にある理由に興味を持って考えてみてください。

怒りや欲求、不満は合理的ではなく、よくよく考えてみると、大したことではない場合が多くあります。

もしかしたら、あなたはキッカケとなったことに対して、ただ根に持ってしまっているか、またはあなたの自我が脅かされ、自分自身を守りたいのかもしれません。

自分自身に対し、より正直になることが出来れば、より早くあなたの感情の根源に到達し、それを理解することで、新たな視点を得ることが出来るでしょう。

③制御する

あなたの周りの関係者と一緒に最良の結果へと到達するために、意識的にどのように対応するかを選択して、自分の感情を制御します。

たとえば、難しい案件についての会議をしている際「短いトイレ休憩時間の後に、自分は話を続けます。」と一言他の人に知らせてください。

部屋を出てその状況を脱して、深呼吸をしてあなたの感情を落ち着かせてください。

どのように対応できるか、複数の方法を検討し、それぞれの行動をとった場合の、コストとメリットを検討してください。

自分自身をしっかりとコントロールしてください。

あなたは自我を貫くことに専念してしまってはいませんか?

相手が理解できるように話を進めて、問題に対する解決策を見つけるようにしていますか?

まだ頭に血が上っていたとしたら「自分は感情や論理に任せて反応してもよいのか」と改めて自分に向かって問いかけてみてください。

あなたがどの方法を選択しても、結果は自分の行動次第だということを肝に銘じておきましょう。

④表現する

より感情的知性を発達させるための第4のステップは、あなたの感情を抑圧せずに適切に表現する方法を学ぶことです。

さらに、状況に意識的に反応するために、あなたの感情を相手に伝えてコミュニケーションをとります。

信頼と結びつきを高めるために自分自身や相手に対して正直になってください。

「自分は頭ごなしに決め付けることはしないので、あなたの信念と感情を自分と共有してもらいたい、一緒に前向きに進行したい」というあなたの意思を相手へ伝えます。

 

感情的知性を、一晩で得ることはできません。

感情的知性は日常から作り出される習慣です。

感情が高まっている時のみに注意するのではなく、普段から状況を観察することで、新しい視点を得ることが容易になります。

自分自身や他者をよりよく理解する機会を増やしていくのが、関係を構築するための鍵です。

あなたの感情に自分がコントロールされるのではなく、自分の感情をあなた自身がコントロールしながら、適切に相手へ表現することは、ビジネス、リーダーシップ、コミュニケーション、そして回復力と幸福の創造のすべてにおいて違いをもたらします。

感情的知性が優れた人を雇用する方法

あなたが人を雇用する際、「学歴や英語力なら判断材料があるけど、感情的知性がある人を雇うにはどうすればよいの?」と悩まれるかもしれません。

以下に面接でどのように質問をすれば良いのか、面接者のどこに注目をすれば良いのかをご説明します。

  • 自己認識がある

感情的知性のあらゆる次元で不可欠なのは自己認識です。

自己認識の程度が高い人は、自分の感情、強み、弱点、そしてそれらを動かす物事をしっかりと理解しています。

過度に批判的でも非現実的なものでもなく、これらの人々は自分自身や他人に対し正直です。

自分の感情が自分自身や周囲の他の人々、そして職場のパフォーマンスに対してどのような影響を与えるかを認識しています。

彼らは価値観や目標をよく理解しています。

自信を持っているだけでなく、自分の限界を認識しており、よって失敗する可能性は低いです。

自己認識のある人は率直で非防衛的に自分自身について話すことから、面接官は自己認識のある人々を認識することができます。

面接官が面接者にするべき良い質問は「人と話している最中に感情に流された結果、話をし過ぎて、家に戻ってから後悔した時の事」について尋ねることです。

自己認識のある人は率直に答えてくれます。

自己卑下的なユーモアを交えて答えたら、良い自己認識を持つ人の良い指標です。

注意すべき人は、質問を避けようとした場合、イラっとしたように見える人、またはムッとした人です。

  • 感情を自己調節する能力

全ての人が感情的になることがあり、その感情を完全に避けることはできません。

しかし、自制心のある人は自分の感情をコントロールすることができるので、自分の言動を制御しなくてすみます。

感情的知性が優れた人は他の人と同じくらい、気分を害したり衝動にかられますが、彼らは感情的に反応することはありません。

感情を自己調節できない人は、自分の否定的な気持ちに基づいて態度にあらわに出し、周囲を巻き込んで雰囲気を壊します。

思考する前に感情状態からたえず反応するため、自分の感情を覆すことができるまで、時間をかけることはありません。

感情を自己調節できる人は、自分の感情が落ち着くまで待つことができるので、単に感情的に反応するのではなく、理性をもって対応することができます。

そういった自制に優れた人の兆しは「内省」「思いやり」「適度な慰め」「すべての答えを持っていないこと」などです。

面接では、即答せず、答えを出す前に少し時間をかけて考える人に注目してください。

  • 共感力

共感力は、雇用時に確認すべき、もう一つの重要な側面です。

共感力を持っている人は、他の人の気持ちを認識し、その言葉や行動の意味を考えます。

これは、誰かの気持ちを傷つけることを恐れて、発言を行わなかったり、厳しい意思決定をしないことを意味するものではありません。

それは単に、他の人への影響を認識し、考慮に入れていることを意味するだけです。

共感のできる人は自分自身の心配や懸念を周囲の人と共有し、他者の感情をオープンに認めることができます。

面接時に「共感力」を確認する良い方法は、「同僚が面接者に対し怒っていた状況とその対処方法」について質問することです。

たとえ、面接者が同僚が怒っているその理由に対して納得できない場合でも、同僚の怒りの原因を理解する意欲があるかどうかに注目します。

  • ソーシャル・スキル

ソーシャル・スキルは、職場で非常に重要な感情的知性の別の領域です。

優れたソーシャル・スキルを身につけるには、前述の他のスキルだけでなく、幅広い人々との共通点を関連づけて見つけることのできる能力が必要です。

ソーシャル・スキルは単に親切さや、他の人と仲良くできる能力を超えています。

ソーシャル・スキルを持つ人々は、優れたチームプレイヤーです。

議題を議論に沿って動かす能力があります。

議題に集中し同時にグループの感情的な上がり下がりを認識しながら、それに対応する能力を持っています。

これらの人々は、人とのつながりを作り、ネットワーキングし、人々を集めてプロジェクトに取り組むことに優れています。

彼らは感情的知性をより大きな分野で使うことができます。

面接時にソーシャル・スキルを確認する方法は、プロジェクトに関連したさまざまな行動計画、気質、そして顧客の気持ちを購入へ導く中で遭遇した困難などについての質問をしてみてください。

感情的知性が優れたチームを作る為の5つの戦略

次に、ビジネス上で利害による衝突の解決に役立つ、感情的知性が優れたチームをどのように開発すればよいのかをご説明します。

①リーダーを任命する

どのようなリーダーが優れているのでしょうか?

リーダーを任命する際、実績、能力、知識など色々なリーダーシップの特性が注目される中、感情的知性は最も重要な特性の1つにもかかわらず、しばしば見落とされがちです。

  • 自分を自覚し、自分の強みと弱みを理解し、感情を知る
  • 落ち着きを保つことができる
  • 自分の考えを明確に表現できる
  • 周りに何が起こっているかを社会的に認識している
  • 対立を処理し、解決を提供できる

感情的知性が優れた人がトップにいると、チームメンバーから尊敬を得ることができ、彼らの感情的知性の成長を穏やかに促すことができます。

②チームに充実感を与える

この仕事(プロジェクト)がチームメンバーの生活にどのような恩恵をもたらすかを伝え、各自のやる気を引き起こします。

他のやる気を引き起こさせる方法は、チームメンバーを仕事に対し情熱的にさせることです。

以下のように成し遂げることができます。

  • あなたの会社(または、プロジェクト・チーム)の環境に合った適切な人々を引きつけ、維持する。
  • チームが達成した偉大な仕事のすべてを認識する
  • 協力的、柔軟で魅力的な職場環境を構築する

チームが情熱的になりプロジェクトが彼らにとって意味のあるものであれば、彼らは組織の目的をより受け入れる傾向があります。

③チーム構築の練習を実践する

あなたのチームで感情的知性を発達させる練習方法があります。

あなたのチームがお互いの精神的な習慣やパターンをよりよく理解できるようにする、数々の即興ゲームや演習も数々あります。

④チームの鬱憤が溜まらないようにする

チームメンバーに自分の気持ちを認識させるだけでなく、気持ちを表現させる機会を与えてください。

たとえば、自分の気持ちを書き留めたり、どのような事象に遭遇しているかを、お互いに尋ね合うように促します。

チームメンバーへは休憩を与え、問題になる前に衝突を解決し、充実した楽しい時間を過ごし、過労が原因となるストレスのない職場を作り出すようにします。

⑤利害の衝突は健全に対処

感情的知性の優れた人々は、健全な方法で利害の衝突に取り組む方法を知っています。

そこでは、誰もが自分の意見を伝えるときにすべての視点が尊重されます。

この種の利害の衝突は個人やグループ内の人々を強化し、個人的な成長につながる可能性があります。

受け入れられる葛藤の手段を達成するためには、チームメンバーに利害の衝突に対する良い解決方法を教える必要があります。

これは、衝突が決して個人的なものにならないようにすることを明確にし、周りのチームメンバーの参加の元、それぞれの言い分を聞く時間を設けます。

その際、1人が話している時は、周りのメンバー全員はその人の話を聞くように、各自の時間を設けます。

誰もが公平な行動であるかどうかを知るためには「基本ルール」を確立する必要があります。

まとめ

カーネギー工科大学のリサーチによると、財政的成功の85%は「人間工学」のスキル、人格、コミュニケーション力、交渉力、リーダーシップなどの能力が要因でした。

そしてわずか15%が技術的能力に起因することを発見しました。

言い換えれば、感情的知性に特化した人々のスキルが、成功にとって重要なスキルということになります。

近年はアメリカの大学や企業は、学力が高く学校の成績が良い人よりも、感情的知性に優れた人を待遇する傾向が高いです。

人工知能では賄えない、人としてのスキルがますます重視されています。

あなたも、似たようなサービスや商品に出会った時に、一方の担当者に人として好感を持った為、その人のサービスや商品が他社よりも多少高値だったにも関わらず、その担当者から購入したという経験はありませんか?

その担当者のことを今一度思い出してみてください。感情的知性の優れた方だったのでは?

これを機会に、感情的知性の優れた社員の育成、または雇用をお考えください。